京都大学

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京都大学公式HP(http://www.kyoto-u.ac.jp/ja)

国文化の理解に重点を置く

京都大学ではグローバル化が進むにあたり、それぞれの国文化を理解することが大事になると考えています。
生活の基盤となる言語の取得はもちろんのこと、地球の環境問題に関しても理解する必要があると考えています。
京都大学では主に三カ月以上から一年程度をめどに留学をする交換留学と3カ月未満の国際交流科目に分かれます。

平成17年度からは全学科の共通科目として、国際交流科目が設けられました。
海外留学の促進だけでなく、実際に海外に行くことで、自然や文化、政治などを学ぶ機会として設けられています。
現地の研修は10人から15人程度で教員と一緒に協定を結んでいる大学に行きます。
事前の講習会や現地での講義なども含め、国際交流の場として参加する機会があります。

国際交流科目を経て、より関心を持った国に対して留学をしたいと感じた生徒に関しては、交換留学として長期間の滞在が可能になります。
協定校に一学期以上一年以内の参加になるため、参加したい時期から逆算して一年前から募集が行われています。

留学のススメ

京都大学では留学をしたいという学生のために、国際教育交流課が留学のススメを行っています。
他の大学に関しては決まった時期にしか留学のガイダンスなどは行われていません。
しかし京都大学では留学のための情報を様々な形で定期的に発進しています。
留学の手続きの前にガイダンスを行う以外にも、海外のインターシップの説明、実際に留学に行った先輩の体験談などを伝える機会を設けています。

また留学前に多くの情報を知る方法として、国別の留学説明会を行っています。
アメリカの留学に関しては、アメリカの総領事館の領事が講師として具体的な説明を行ってくれます。
アメリカの文化や生活習慣、アメリカに留学することに対するメリットなどを知ることができる機会となっています。

ジョン万プログラム

京都大学では、国際的にリーダーとして活躍する人物の育成として、平成24年からジョン万プログラムを作りました。
若手人材海外派遣事業として海外で専門的な研修を行いたいという学生の留学を支援しています。

ジョン万プログラムは、研究者、学生、職員それぞれを対象にした派遣プログラムを組んでいます。
研究者にとってはより優れた海外の大学で長期にわたり研究ができるように国際的な研究ネットワークなどに力を入れています。

学生にとっては世界のトップクラスの大学で専門的な知識や技術を学ぶことができます。
将来は専門職としてグローバルに活躍するか、研究者として活躍できる人材育成を行っています。
大学側も滞在費や留学先の学費の免除渡航費の負担などのサポートをしてくれます。
職員に対しても、若手を中心として1カ月から3カ月程度もしくは1年から2年などの長期で国際関係業務について実務経験を積むことができます。